MAGAZINE - パート 2

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服の見方について

2024/01/19

お久しぶりです。
ありがたい事に最近、忙しくさせて頂いており、
ちょっと更新遅れました。

今回は、お店でお客さんと話していて
“服の見方”に違いがあり、それが印象に残ったので
綴らせて頂きます。

ひとつは、気になるアイテムがあった時
今手元にあるアイテムを思い浮かべて
コーデを組めるかどうかを考える方。

もうひとつは、そのアイテム単体で見る方。

前者はもちろん、合わせるアイテムが
手元にあるのが条件ですが、
後者は、言うまでもなく手元のアイテムを
考慮していないので、後々着なくなる
恐れがあるという点。

こんな綴り方をしていますが、自分は後者。
試着をしても、”試着したアイテム以外、
身に付けているものは見えているけど
存在を消して見ている”と言いましょうか。
そんなんだから、部屋中古着まみれなのですが、
これのおかげで、だいぶ幅広いカテゴリーに
触れることが出来ましたし、
自分の好きなスタイルやデザインが
分かるようになった気もします。

後者を勧めるつもりはありませんが、
前者も後者も、結局試着してなんぼだと思います。
鏡の前で服を当てて、サイズ感を見るのも良いですが、
あれは肩の位置しっかり合わせても、
丈感変わると思ってますし、
どんなアイテムでも着てみると
そのアイテムの見方が変わるかと思います。

だからこそ店内では、手持ちの荷物は
可能な限り預かるようにしてます。
ちょっと面倒だったりしますが
店内、好きに試着してみて下さい。
また、遠方の方でオンラインストアを
利用して下さる方々は、なにか気になる点があれば
ご連絡下さい。


そんなこんなで2024年始まりましたが、
今年も数ある古着の中から自分のフィルターを通して
集めた古着を少しでも触れて頂けるよう
頑張らせてもらえれば。
何卒、よろしくお願いいたします。

接客について

2023/11/17

お世話になっております。kronekoです。つい先日、お客さんと接客について話していたところ、自分が思っていた事や気をつけている事と一致するところがあったので、少し、前回のブログと内容が重なる箇所があるかもしれませんが、興味のある方はお付き合い下さい。ファッション業界の中では、当たり前のように飛び交う”似合っている”という言葉ですが、これが店員側からお客さんに向けて発した場合、店員の好みや主観を土台に発せられているものだと自分は思っているので、悪く言えば言いくるめたり、お客さんの好みなんかは無視したものになってくるとも言えます。その為、個人的にはあまり安易に軽々しく発することの出来ない言葉ではありますが、もちろんお店をやっている中で、“サイズ感がおかしくないか”など聞かれることもあります。そんな”不安”を取り除くのはこちら側、お店の役割ですし、そこを疎かにするのは自分の中にある軸から逸れるので、丁寧に行っているつもりです。何度かお店に足を運んで下さる方は、思い当たる節があるかと思いますが、“個人的には”や”自分だったら”等を付け加えたり、まずお客さんがどんなアイテムを持っていて、どんな風にコーデを組みたいのかなど、細かいところから聞いて答えている気がします。お客さんからすると、非常に面倒かとは思いますが、お許しください。長くなりましたがまとめると、自分の”似合ってる”という言葉で”不安”が取り除かれるので有れば使いますが、その言葉で、お客さんの着るカテゴリーやサイズ感の許容範囲や好き嫌いを狭めたりする可能性がありますし、商売道具としてやなにげなく使うのには気が引ける言葉です。だからこそ、一人一人の目線になって、細かく聞いて接客したいな、なんて思ったり。今回もお付き合い頂き、ありがとうございました。少しずつではありますが、”当店らしさ”なんてものを出せていけたらと思います。

お店について

2023/10/24

先日、お店をオープンして半年が立ちまして、
探り探りではありますが、最近は通ってくださる方々と話す時間が増えて、嬉しい限りです。

今回は、何について綴ろうかと考えていましたが、
原点を思い出すと、”足を運んでくれた方がリラックスして服を選べるように”という思いがあったので、そこについて綴ろうかと思います。
今回もお付き合い下さい。

個人店の古着屋、限られた空間。
大型店と比べ、気が張りやすいかと思いますが、
そこをどう肩の力を抜いて、自由に服を眺めて頂けるかを考えると、1番先に思い浮かべるのが接客でした。
基本的に当店は、接客と呼べる接客はしておらず、雑談と言った方が正しいかと思います。
とはいえ逆の立場の場合、自分はあまり接客されるのが得意ではないので、肩の力を抜いて服を見れるくらい少し話をして、あとは自由で。
そのくらいがちょうどいいのかな、なんて思ってます。
元々人見知りですので話しかけるより
話しかけられた方が嬉しかったりするんですが
日々ちょっとずつ頑張ってます。
あとは荷物は極力預かって、服を見やすくしたり、
試着をしやすくしたり。

ここまで綴ると、なんだか真面目に接客してるように見えますが、基本的にはラフにやってますので、遊びに来るくらいでいいかと思います。
試着なんてタダですし、どんどん着て自分の好きな系統やシルエットが確立されていくんだと思います。

買わなくても全然いいので、古着が好きなら古着に触れる時間を増やしに来てみて下さい。

今回は纏まりの無い文章でしたが、これはこれで自分らしさという事で。
おわり。

ご挨拶

2023/09/13

この度、kronekoのホームページを作ることになりまして、当店、そして私オーナーのことを少しでも知ってもらえたらなと思い、”長々と、自由に”綴らせていただければ。

そしてまず、記念すべき第一投稿目。私オーナーが古着を好きになったきっかけ、そしてお店を開こうと思ったきっかけを話そうかと思います。

出身が山形県だった自分は、音楽をやりたくて18歳で関東の会社へ就職し、休日にメンバーと集まり練習、なんて日々を過ごしていましたが、やはり服装にも気を使うもので。ある時下北沢に行った時だったかな、1番初めに古着に触れたのは。それから色々な所にある古着屋を周り、今の師匠に出会って、深く古着にのめり込んだのを鮮明に覚えています(師匠なんて本人の前でも呼んだことはありませんが)。
それからというもの、バンドよりも古着、そしてその師匠に取り憑かれたかのように毎週古着屋へ行き、オープンからクローズまで店内をぐるぐると何周もしながらお話をしたり、一緒にタバコを吸いに行ったり、たまに飲みに連れて行っていただいたり。師匠そしてスタッフの方には、言わずもがな、かなりお世話になっていましたし、レジの向こう側で作業する姿、服の知識、人柄。すべてにおいて尊敬でき、いつしか自分もそうなりたいと思わせてくれた方々です。それから少しずつ、”古着屋”というものを目指すようになり、バンドは辞め服を買い漁る日々が続き、そして会社までも辞め、なんだかんだで今に至ります。

やはり長々と綴りましたが、思った以上、長くなりましたので、最後の方はかなり割愛。
ちょっとバンドマンの方には、申し訳無いと思いつつ、綴っています。あのWarwick、今頃誰か使ってくれているだろうか…

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